機能性で快適度を大きく左右するスノーボードのグローブ
スノーボードの道具の中で何気に手を抜きがちなのが、このグローブ。
安価なものだと1000円以下で手に入るものから、高価なものだと20000円を超えてくるものまであり、機能の差が激しいです。
スノーボードをする時に手先は冷えやすく、快適にスノーボードができるかできないかを大きく左右する。
またファッションのワンポイントとしても使えるアイテムなので、シャレオツボーダーには結構重要なアイテムです。
サイズ
S,M,Lを基準にブランドによって様々なサイズが展開されています。
基本的にジャストフィットのサイズを選ぶようしましょう。
指の先がかなり余っていたりすると、グローブをつけたままブーツを締めたりするのに一苦労したりします。
なのでグローブを買う際には必ず店頭で試しに装着してみましょう。
サイズ | 手囲い(単位:cm) |
XL | 27〜28 |
L | 25〜26 |
M | 23〜24 |
S | 21〜22 |
XS | 19〜20 |
※手囲いとは
左手の小指の付け根と手首を結んだ線の手首から1/3の長さの点と生命線の始点を結んだ長さ。
グローブタイプ
5本指タイプ
一般的な形はこの5本指タイプ。
グローブをしながら、手先を使う作業ができるので便利。
ビンディングの取り外しなども初心者の方は、5本指タイプがオススメです。
ミトンタイプ
ミトングローブは、指が5本に分かれていないタイプのことで、流行のファッションポイントとしてミトンタイプを使うボーダーが増加中。
だがマイナス面もあり、指が分かれていないためグローブをしたまま細かい作業ができません。
パイプグローブ
パイプやパークで滑る人向けに作られたグローブで、かなり薄手で防水性能は低いです。
ハイクアップをしたり春先のスノーボードなどの汗を良く掻く場面で使用します。
素材
レザー
保温性、耐水性に優れています。速乾性・通気性も機能面では申し分なく、使い込めば使い込むほど馴染んできて使う人の手に合ってきます。
その分値段が高価である場合が多く、上級者になってスノーボードを本気で取り組んでいく際に購入することをオススメします。
布素材
春シーズンなど暖かくなってきて、あまり保温性のある手袋を使い続けていると、手が蒸れてきてしまう。
そんなシーズンに便利なのが、この薄手の布素材のグローブ。
フランネルやメルトンなどの合成繊維が用いられることも多く、通気性に優れているので、気温が高いシーズンでも快適にスノーボーディングを楽しむことができる。
ネオプレーン
気泡の密度が高い発砲ゴムの名称で、熱伝導率が低く保温性があります。
サーフィンのウェットスーツによく使われる素材で、ネオプレーン生地をジャージ生地で囲むような構造になっています。
クラリーノ
天然皮革の性質や特徴を化学の力で再現した人工皮革のことで、軽くて丈夫であることが特徴。
そして何より本革よりも安価に調達することができるので、商品の値段を安く抑えることができます。
グローブについている機能
ジッパー付きポケット
ミトンタイプによく備えつけられているポケットで、ちょっとした物なら入れることができるので便利です。
スマホ操作機能
スマートフォンの爆発的な普及により、かなり需要が高くなっている機能で最近では当たり前のように付けられる機能となっています。
boa機能
手首の締め具合を調節できるboaがついているグローブをCELTEKがリリースしていますが、かなり珍しいです。
ワイヤレスリモートコントローラー
手の甲にipod,iphoneのワイヤレスリモートコントローラーが内蔵
かなりマニアックな機能になるが、音楽の再生や選択を滑走しながら行うことができる優れた機能。
音楽を聞きながらスノーボードしたい人にとっては、かなりありがたい機能となっています。
グローブのお手入れの仕方
基本的に滑った後に洗濯するのは撥水性を失うのでNGだが、気になる人は3〜4回に一度ネットに入れて洗濯してあげてもOK。(選択が可能なモデルもあるので、その場合はOK)
汗をかいて臭くなるので、ファブリーズをして外に干すようにしましょう。
乾いたら防水スプレーをかけてあげて、次回の滑走に備えます。
この作業を毎回してあげていると、持ちが良くなり長期間使うことができますので、高価なグローブを購入した際には必ずお手入れしてあげましょう。