一言でスノーボードのワックスといっても、様々な工程により使い分けることが大切です。まずは、用途別にワックスの種類を紹介していきましょう。大きく分けると下記の3種類に成ります。
クリーニング用のワックス
その名の通り、スノーボードの汚れをしっかりと落とす目的のワックスです。クリーナーもありますが、落としきれない頑固な汚れをしっかりと落とすことができますよ。温度調節をしたアイロンでワックスを軟らかくして溶かし、スクレ―ピングします。
クリーニングワックスはベースワックスも落としてしまうのですか?
結論から言うとそんなことはありません。クリーニングワックスとベースワックス(パラフィンワックス)は、ほぼ同じものですから、クリーニングワックスがベースを落とすことは原理上ありません。
ホットワックスをする前の汚れ落としは重要です。
汚れたソールにいきなりワックスをかけても、ソールはツルツルになりません。ワックスが汚れに着くだけで、汚れの下にあるソールの表面にうまくつかないからです。
この原理を逆手に取るのがクリーニングワックスです。
柔らかい(粘性の高い)ワックスを汚れたソールに塗ると、表面の汚れがネトネトしたワックスに取り込まれます。そこで、乾ききらないうちにスクレ―ピングして、クリーニングワックスとそれにくっついたソール表面の汚れを一緒に削り落としてしまうわけです。
したがって、クリーニングワックスというのは、クリーナー(リムーバー)とは異なり、成分的にベースワックスそのものといっても過言ではないですから、表面の汚れを取ることはあっても、その下にあるベースまで落としてしまうということはありません。
クリーニングワックスをした結果、一生懸命準備して作ったベースが取れてしまうのではないかという心配は無用です。あえてクリーニングワックスという名称のワックスを買う必要はなく、ガリウムの白などが安くて柔らかいワックスがお勧めです。
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ベース用のワックス
スノーボードに塗るベース用のワックスは、パラフィンワックスで、スノーボード滑走時に使うワックスの下地として使うワックスです。ソール部分にしっかりとしたベースを作るために何度も重ね塗りして使うことが多いです。買ったばかりのスノーボードは、ワックスが浸透していないので、何度も重ね塗りしてソールにベースを作ってくださいね。 また、ベースワックスをしっかりと塗っておけば、シーズンオフ時のメンテナンスとしても最適ですよ。
お勧めベースワックス
滑走用のワックス
滑走用のワックスとは、スノーボード滑走時の滑りをよくするためのワックスで、主にフッ素が入っています。雪の温度やコンディションによってワックスの種類を調整することも可能です。雪面の温度に最適なスノーボードで滑れるよう、色々な種類がでていますよ。
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